ハノイ市の第108軍隊中央病院はこのほど、両脚が切断された状態で緊急搬送された男性患者D・H・Hさん(38歳、北部紅河デルタ地方タイビン省在住)の接合手術に成功した。病院の責任者が7日に明らかにした。
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労働事故により手足を切断してしまうケースはよくあるが、両脚の同時切断は稀。ベトナム国内で両脚の接合手術が成功したのは今回が初とのこと。
Hさんは、プレス機械を修理している際の誤操作で両脚を切断。会社の医療スタッフから応急処置を受けた後、同病院に救急搬送された。
約6時間にわたる手術の末、Hさんの両脚は無事に接合された。術後の経過は良好で、バイタルサインも安定している。再接着した両脚の血行も回復しつつあり、足の指は暖かく、色合いもピンクに戻ったが、引き続き病院で集中治療を受けている。