公安省刑事警察局は13日、売春斡旋の疑いでホーチミン市在住のチャン・ティ・タイン・タオ容疑者(女・21歳)を逮捕したと発表した。
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同容疑者は多くの売春婦および顧客と繋がりを持ち、国内の複数地域で活動していたとされる。売春婦の容姿や評判などに応じて、一晩の売春または売春ツアーで4000~5000USD(約44万~55万円)を得ていた。
タオ容疑者は2021年初めからモバイル無料通話・メッセージアプリ「Zalo(ザロ)」の個人アカウントで複数のグループを作って各地で売春婦と顧客を集めた。同容疑者は、さらに多くの顧客を集めるため、容姿の優れた女性や客室乗務員をグループに引き入れて、価格を吊り上げようとした。
同売春ルートの1回あたり料金は1000~4000万VND(約4.8万~19万円)。一晩コースまたは売春ツアーの場合の料金は4000~5000USDだった。買春客はタオ容疑者の銀行口座に料金を振り込み、このうち60%が売春婦、40%が同容疑者の取り分となった。
タオ容疑者は5月7日に買春客に売春婦2人を斡旋。以前から同売春ルートの動きを追っていた警察は同日、ハノイ市ナムトゥーリエム区のマンションを立ち入り検査し、売春行為を働いていた男女2組を逮捕した。