顔面が大きく腫れあがって左目を失明した15歳の少女がホーチミン市チョーライ病院に緊急搬送された。この少女はプチ整形目的で、美容医療で行われるフィラー(充填剤)注射を受けたばかり。注射して以降、激痛に悩まされ、搬送時には鼻周辺の皮膚が壊死し、既に左目は光を失った状態だった。
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チョーライ病院美容整形外科のドー・クアン・フン科長によると、美容クリニックのスタッフが誤って少女の左目の血管に直接注射し、充填剤が網膜中心動脈に詰まったことで失明を引き起こしたという。患者は同病院で引き続き治療を続けている。
ホーチミン市近郊では、美容クリニックでのトラブルが相次いでいる。これに先立ち、別の女性2人(49歳と52歳)が美容クリニックでフィラー注射を受けた後、同じく顔面が大きく腫れて、失明した状態でチョーライ病院に入院し、治療を受けていた。