ホーチミン市ゴーバップ区14街区ファンフイイック通りのカンザーマンション1階にある食堂で28日21時ごろ、外国人の男ら数十人が大乱闘を繰り広げる事件が発生した。
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地元住民の通報を受け、市警察や区警察、特殊警察、民間防衛隊など100人以上が出動し、治安維持に当たった。逃走を試みたり抵抗したりする者もいたため、警察はスタンガンを使い取り押さえなければならず、現場は深夜になってようやく落ち着きを取り戻した。
警察署に連行された外国人男52人のうち、31人は身分証明書など合法的な書類を提示し釈放されたが、書類を提示できなかった21人は身柄を拘束されている。男の大半はナイジェリア人やアルジェリア人だった。
地元住民によると、男らは半年前からこのマンションの1階にある部屋を借りて食堂や衣料品販売店などを営んでいるという。この辺りでは、夕方に中年のベトナム人女性をバイクの後ろに乗せている男らの姿が度々目撃されており、売春行為を働いていた疑いが持たれている。大乱闘の原因は明らかになっていないが、警察は裏付け捜査を進めている。