ホーチミン市7区警察は15日、市内の各地でトウガラシスプレーを使用して強盗を働いていた若者グループを逮捕し、盗んだと見られるバイク13台など、多数の証拠物件を押収した。15日付ザンチーが報じた。
(C) Laodong, トウガラシスプレー |
逮捕されたのは、18歳~27歳の若者6人。主犯格は同市フーニュアン区在住のグエン・ホアン・ヒエウ容疑者(男性:24歳)と確定した。同容疑者はタンビン区で発生した強盗事件の容疑者としても指名手配されていた。
同市では8月から、走行中のバイクを狙ってドライバーにトウガラシスプレーを浴びせ、ドライバーが涙で視界が遮られているうちにバイクを盗むという強盗事件が多発していた。
警察の調べによると、2区、4区、7区、12区、ビンタン区、タンビン区、トゥードゥック区、ホックモン郡、ニャーベー郡、ビンチャイン郡などで同じ手口の強盗事件が28件発生している。警察は被害者23人の証言から、同容疑者グループの犯行とみて捜査を進めている。