東南部ビントゥアン省人民裁判所は26日、強盗殺人罪に問われたダン・ゴー・ミン・ティエン被告(40歳・男)に死刑判決を出した。
訴状によると、ティエン被告は今年1月2日、会社の同僚グエン・クオック・ホアンさんが金(きん)のネックレスを身に着け高級バイクに乗っているのを見てこれを奪おうと計画、同日夜ホアンさんに電話して遊びに誘い、バイクで迎えに来るよう話した。同被告は人けのない場所を通りがかったところで、隠し持っていた刃物でホアンさんの首を切り、さらに逃げるホアンさんの背中や腹を刺して殺害した。犯行後、同被告はホアンさんのバイク、ネックレス、携帯電話を質に入れて3000万ドン(約14万8000円)を手にしたが、2日後に逮捕された。
ティエン被告は法廷で犯行を認め、死刑になったら角膜は貧しい人に、遺体は医学の発展のために献体したいと述べた。