13日夜から14日にかけて、南中部クアンナム省フーニン郡タムライン村のタインザー丘周辺の地域で地元当局と住民ら数百人が、砂金採りの最中に土砂崩れに遭い行方不明になった6人の捜索活動を行った。
現地では10日と11日の2日間、激しい暴風雨に見舞われ、近くのボンミエウ川の水かさも増していたという。こうした状況の中、1週間ほど前からタインザー丘に砂金採りに出かけていた住民6人が帰宅せず、その安否が気遣われていた。13日の午後になって、住民の家族が食料と水を届けに行ったところ、丘そのものが土砂崩れで崩壊し、6人が砂金採りをしていた形跡もすっかりなくなっていることが分かった。
捜索の結果、これまでに4人の遺体が回収されたが、辺りは既に遺体の腐乱臭がしており、残る2人の生存の可能性はないとみられている。