ホーチミン市3区人民検察院はこのほど、同区在住で元大学教員のグエン・バン・アン(76歳・男)とメコンデルタ地方アンザン省在住のグエン・ティ・ミー・レ(41歳・女)を未成年淫行罪で起訴することを決めた。
訴状によると、昨年4月、アン被告は妻子ある身でありながらメコンデルタ地方キエンザン省に住む兄嫁に対し、家政婦か妻として若くて美しい娘を紹介するよう依頼、同年5月17日、この兄嫁とレ被告は同被告の実の娘であるNさん(当時15歳)をアン被告の自宅に連れて行った。アン被告は自分が死ぬまでNさんと一緒に住むことを条件に、レ被告に5000万ドン(約31万円)を支払うことを約束、このうち3000万ドン(約18万6000円)を前払いしていた。
その後同居している間にアン被告は何度もNさんに淫行を働いていたが、2人の間に不和が生じNさんは実家に逃げ帰った。レ被告は同年11月26日にアン被告を告訴していたが、自身も同罪を問われる身となった。