13日午後2時45分ごろ、ホーチミン市7区レヴァンルオン通り344番地の金(きん)販売店「ゴック・チャウ」が強盗グループに襲われ、金1キロ強相当の商品が強奪された。
店主のグエン・ティ・ゴック・チャウさん(38歳)によると、両替を装って店に入ってきた2人組の男の1人がチャウさんに短銃を突きつけ、もう1人がチャウさんの娘を刃物で脅しショーケースの貴金属アクセサリーを持参した袋に詰めたという。
チャウさんの店の向かいにはカフェや宝くじ売り場があり一日中人通りが多いにも関わらず、犯行が瞬時に行われたため、店の前に止めた車で待っていた別の男が2人組を乗せて走り去り、チャウさんが助けを求めるまで周囲の人は誰も犯行に気付いていなかった。犯行当時現場には大声で携帯電話を使用して周囲の注目を引き付けていた男もおり、犯人グループは全部で4人だった可能性が高い。
現在、警察が犯人グループの行方を追っているが、チャウさんが電気代を節約しようと店の防犯カメラを切っていたため、証拠が乏しく捜査は難航している。