楽天トラベル株式会社(東京都品川区)は、ゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日)における日本人の海外旅行動向を発表した。それによると、海外旅行宿泊予約動向でベトナムは前年同期と比べ2倍に急増し、国別で最大の伸び率を示している。
全体的な特徴としては、円安や連休の影響により、近場のエリアや温暖なリゾートが人気で、海外旅行が前年同期比+10.4%と好調だった。年代別では30代の需要が顕著な伸びを示したほか、女性の海外旅行需要が全体の数字を押し上げた。また、50代、60代のハワイ人気が再燃している。
国別前年同期比ランキング(人泊数ベース)では、ベトナムが+101.4%増で最大の伸び率となったほか、2位以下を見ても、◇グアム(+50.5%)、◇ハワイ(+50.4%)、◇台湾(+20.9%)、◇マレーシア(+20.3%)と、温暖な近距離リゾートや東南アジアの人気が顕著だった。
なお、今年のゴールデンウィークは、消費税増税後であるにも関わらず、今回の海外旅行動向からは、その影響が殆ど見られなかった。