- トランプ氏が米国第47代大統領に就任
- 書記長、国家主席、首相が連名で祝辞
- 国家副主席、米副大統領に祝辞
ドナルド・トランプ氏が米国の第47代大統領に就任したことを受けて、トー・ラム書記長とルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相は21日、トランプ氏宛てに連名で祝辞を送った。
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ベトナム首脳陣は、ベトナムが米国を戦略的に重要なパートナーとみなしていることを確認した上で、これまでの両国間の協力関係の進展を踏まえ、トランプ氏のリーダーシップと支援の下、両国関係は地域と世界の平和・安定・協力・持続可能な発展に向けて、相互の独立・主権・政治体制を尊重するという原則に基づき、引き続き着実に発展していくだろうと述べた。
同日、ボー・ティ・アイン・スアン国家副主席は、米副大統領に就任したJ・D・ヴァンス氏宛てに祝辞を送った。
これに先立ち、米大統領選でトランプ氏が勝利した数日後の2024年11月11日、ラム書記長はトランプ氏と電話会談した。トランプ氏は、両国関係の良好な発展に喜びを表明し、ベトナムとの関係を重視していると述べた上で、両国間の経済協力の重要性を確認したほか、両国間の友好関係が今後も発展するとの確信を示した。
トランプ氏は2017年に米大統領として南中部沿岸地方ダナン市で第25回アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に出席した後、公式訪問としてハノイ市へ移動し、ベトナムの首脳らと会談した。2019年には、第2回米朝首脳会談に出席すべくハノイ市を訪れ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。