- ベトナム共産党政治局の決定
- 省党委書記が中央官房副長官に転任
- 中央官房副長官が省党委書記に転任
ベトナム共産党政治局の決定により、北部紅河デルタ地方ナムディン省共産党委員会のファム・ザー・トゥック書記が党中央官房副長官に転任することになった。決定は12日に公表された。
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チャン・カム・トゥー中央監査委員長は決定の発表式典で、トゥック氏の能力や経験、これまでの尽力を評価し、中央官房副長官に就任するトゥック氏に期待を寄せた。
トゥック新中央官房副長官は1965年生まれの59歳。ナムディン省出身で、経済学士号・行政管理修士号を有する。経歴について、ベトナム商工連盟(VCCI)副会頭、南部メコンデルタ地方カントー市共産党委員会副書記、中央内政副委員長を歴任し、2021年4月にナムディン省共産党委員会書記(2020~2025年任期)に就任した。
翌13日には、ナムディン省共産党委員会の新書記に関する政治局の決定が公表された。決定により、ダン・カイン・トアン中央官房副長官が同省共産党委員会の新書記に転任することになった。レ・ミン・フン中央組織委員長が決定の発表式典に出席し、トアン新書記に花束を贈った。
トアン新書記は1971年生まれの53歳で、北部紅河デルタ地方ハイズオン省の出身。政治学士号・外国語学士号・経済学修士号を有する。政府監査委員会傘下の監視審査処分局長、中央房官房副長官を歴任した。