- 訪問先ロシアでプーチン大統領と会談
- 両国の石油・ガス企業の事業を奨励
- 来年の外交関係樹立75周年に向け調整
ロシア・カザンで22日から24日まで開催されたBRICS首脳会議に出席したファム・ミン・チン首相は現地時間24日夜、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した。
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プーチン大統領はこの席で、今年6月のベトナム公式訪問について振り返り、両国関係の強化に大きく寄与したと評価。一方のチン首相は、旧ソ連時代から続くロシアの多大な支援を銘肝しているとし、ベトナムが常にロシアとの包括的・戦略的パートナーシップを重視していることを確認した。
両首脳は、両国間の包括的・戦略的パートナーシップが継続的に深化していることに満足の意を表明。特に経済、貿易、投資、観光、および再生可能エネルギーやインフラなど新たな分野での協力を拡大し、より緊密に連携することの必要性を主張した。
双方はまた、両国間協力関係の主要な柱の1つであるエネルギー協力の重要性を強調し、両国の石油・ガス企業の事業を奨励して便宜を図ることで一致した。
さらに双方は、2025年の外交関係樹立75周年を祝う諸活動の実施に向けて調整することで合意。この他、ロシアはベトナムに対する1000人分の奨学金支給制度を継続することを確認した。