レ・ディン・ティエン科学技術次官はこのほど、アンソニー・ストークス駐ベトナム英国大使との間で、原子力エネルギーの平和利用に関する協力覚書を締結した。2日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
覚書によると、両国は今後5年間、原子力エネルギーに関する情報や技術を共有すると共に、人材育成や研究開発などでも協力関係を強化していく。
ティエン次官は締結式で、「両国政府は、世界のエネルギー需要が益々増えていることによる問題解決の必要性を認識し、安全な原発開発を通して、地球温暖化の原因にもなっている温室効果ガスの削減に尽力していく」と述べた。