デンマークのクリスチャン・フリース・バク開発相はこのほど、対ベトナム支援金の不正使用が発覚したとして、デンマーク国際開発援助活動(DANIDA)がベトナム政府に供与した気候変動対策に関する3つのODA案件への支援停止を決定した。1日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
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税理士法人の英プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が同案件を監査した際、実際の支払い額を超える支出を計上するなど多くの不正が発覚した。これによる被害総額は330万クローネ(約4300万円)に上るという。
バク開発相はベトナム政府に対して、問題解決の支援と不正に関わった者の処分を求めた。