南中部カインホア省のチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)で15日、全国に先立って、第13期(2011~2016年)国会議員及び各レベル人民評議会議員選挙の投票が行われた。16日付VNエクスプレスが報じた。
チュオンサ諸島は約100の島々から成り、海洋資源・海底資源が豊富なため、▽ベトナム、▽フィリピン、▽マレーシア、▽ブルネイ、▽中華民国(台湾)、▽中華人民共和国――が領有権を主張しており、ベトナムは現在、チュオンサ島を実効支配している。なお、同選挙は他地域では22日に予定されている。