ファム・ビン・ミン外務次官は21日、ベトナムが5月8日の国連人権理事会で国内の人権状況について初めての「普遍的定期的レビュー(UPR)」の報告を行うと発表した。UPRはすべての国の人権状況を審査する枠組みで2007年の第5回人権理事会で実施が決められた。昨年4月から実施されており、ベトナムは5番目の報告グループに入っている。ベトナムの報告と質疑応答には180分が予定されている。
ミン次官はこの報告を通じて、ベトナムの歴史上、宗教的・民族的衝突が起きたことは一度もなく、さまざまな宗教と54民族が平和に共存していることを世界に伝えたいと話している。