- 事業参入を目的とした合弁会社を設立へ
- ハノイ市に設立、資本金35万USD
- ベトナム国内への販売権の取得・販売
日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(東京都中央区)の連結子会社であるハイブリッドテクノロジーズ・ベトナム(Hybrid Technologies Vietnam、ホーチミン市)と、ベトナム国内の出資者2人は、ベトナム国内におけるディストリビューション事業参入を目的とした合弁会社の設立に向けて基本合意した。
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合弁会社「ジェネエーアイ(GenAI)」は、ハノイ市に設立する。資本金は35万USD(約5500万円)で、出資比率はハイブリッドテクノロジーズ・ベトナムが51%、個人投資家のファム・ホン・ハイン氏が39%、同じく個人投資家のダオ・ドゥック・キエン氏が10%となる。関係官庁の許可が取得でき次第、速やかに設立する。
設立後、ジェネエーアイは、ベトナム国内の市場調査、ならびに市場の需要に合致した海外商品・サービスのベトナム国内への販売権の取得・販売を手掛ける。
第1弾として、イスラエルに拠点を置くアークセイバー(ArcSaber)が開発し、全世界で展開している先進型IoTセキュリティサービス「DeviceTotal」をベトナム国内で独占的に販売する予定だ。これに伴い、アークセイバーとの間で、ジェネエーアイへの独占販売権の付与に関する基本合意書(LOI)を締結した。
また、ジェネエーアイは、設立後直ちにベトナム国家サイバーセキュリティテクノロジー(Vietnam National Cyber Security Technology Corporation=NCS、ハノイ市)と業務提携する。
これは、ジェネエーアイがターゲットとする「官公庁」「国営企業」「地方政府」をはじめとする大手顧客に対して強固な営業基盤を有する情報セキュリティサービスプロバイダーであるNCSと連携することで、ジェネエーアイの立ち上がりと、第1弾販売商材「DeviceTotal」の販路拡大に資すると判断したもの。