- 土佐電子ベトナム内に新規OEM工場設立
- 光トランシーバ用光受動部品生産
- 優れた製品をグローバル市場へ提供
光部品・光測定器の開発・製造・販売を手掛けるsantec Holdings株式会社(愛知県小牧市)の子会社であるsantec AOC株式会社(愛知県小牧市)は、光部品製品の生産能力増強を目的として、土佐電子ベトナム(TOSA DENSHI VIETNAM=TDV工場、ホーチミン市)内に新規OEM工場を設立することを決定し、10月5日に開所式を執り行った。
(C) santec Holdings |
近年、増大する通信需要に対して、それを支える光トランシーバも高速大容量化が求められている。こうした中、低コストで安定した製品供給が可能となる生産体制の増強を目的として、TDV工場を設立した。同工場では、光トランシーバ用光受動部品(タップ型フォトディテクタなど)を生産する。
今回新設したTDV工場は、瀬戸ベトナム(SETO VIETNAM、南中部沿岸地方ダナン市)内の第1OEM工場に続く、同社の第2OEM工場となる。
協力会社である株式会社土佐電子社(高知県土佐市)との強力なパートナーシップのもとで運営し、現地における高度な製造技術とsantecの製品開発ノウハウを融合させ、優れた製品をグローバル市場へ提供する。同工場では、最新の設備と厳格な品質管理体制を導入し、より信頼性の高い製品の生産を目指す。
また、同工場の設立により、ホーチミン市における雇用創出や技術向上にも貢献し、地域社会の発展にも積極的に寄与することを目指している。