住友商事株式会社(東京都中央区)と韓国の食品大手CJチェイルジェダン(CJ Cheil Jedang 、CJ第一製糖 =CJ)の合弁会社「CJ-SCグローバルミリング(CJ-SC Global Milling)」は27日、東南部バリア・ブンタウ省タンタン郡にあるティエンフン工業団地で、小麦粉およびミックス粉の製粉工場を着工した。
CJ-SCグローバルミリングの出資比率は、CJが51%、住友商事が49%。同工場の投資総額は4400万ドル(約45億円)で、CJの生産技術を導入し、年産能力は10万tとなる。完成時期は来年5月の予定。
なお、同工場はCJにとって海外初の投資案件となるが、住友商事のベトナムにおけるノウハウと原材料供給力の強さを活かした事業展開を図る方針。