ベトナム電力グループ(EVN)は3日、北中部タインホア省ティンザー郡のギーソン経済区内で、第1ギーソン石炭火力発電所の着工式を行った。。総投資額は22兆2600億ドン(約1025億円)で、このうち85%は日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて円借款供与する。残りの15%はEVNが拠出する。
第1ギーソン火発は発電機2基を装備(出力600メガワット)、発電機の稼働開始は1号機が2013年第4四半期(10~12月)、2号機が2014年第2四半期(4~6月)を予定している。同発電所の建設は、丸紅が機器納入と土木据付工事を含むフルターンキーで単独受注している。