ジャックス(JACCS)は1日、ホーチミン市での現地法人設立に向け、ベトナム国家銀行(中央銀行)にファイナンス事業の認可申請を行ったと発表した。新会社名は「ジャックス・インターナショナル・ベトナム」で主に個品割賦事業を行う。資本金は約20億円でジャックスが全額出資する。
認可取得後は、日系二輪メーカーを中心に販売金融サービスを提供する計画。ベトナムの二輪販売市場は年間275万台と日本の約4倍の市場規模があるうえ、販売金融サービスのニーズも増加傾向にある。その後、順次家電や自動車など二輪以外の分野にもサービスを拡大することを目指す。
認可取得と取得後の事業運営は、総合商社双日の支援を得て進めていく計画だ。