標準品質総局と日本の国際協力機構(JICA)はハノイ市で14 日、「日本企業との協力−品質と環境の管理に求められること」と題するセミナーを開催した。
JICAの代表は、製品の品質管理システムと環境管理システムの導入などにより、製品の現地調達率を高めることが可能と発言。多くの企業、特に中小企業では時代遅れの生産ラインを使用しているため、製品の品質や納期に悪影響が生じているほか、ほとんどの中小企業で環境に関する基準が守られていないと指摘した。また、これらの要素こそ、ベトナムの中小企業が日本企業との長期的・戦略的パートナーになることを妨げている原因と分析している。