三井物産の代表団が25日ダナン市を訪れ、今後の投資計画に備え、各工業団地などの視察を行った。今回の訪問には、日本だけでなく、シンガポールなど海外拠点の幹部も参加した。大企業の幹部が海外からも一同に集結するとあって、ダナンに滞在する6時間の間に視察と会議をこなす忙しいスケジュールとなった。
代表団のオゼキ代表は、ダナンは今後さらにダイナミックに発展する可能性があると述べ、特に中小企業向け賃貸用工場建設計画への投資に意欲を示した。WTO加盟後海外投資が一気に増加すると見込まれているが、ダナン市では主に中小企業を誘致するため重点的にインフラ整備を行っていきたいとして、計画に関心を寄せている。