今年の冬、北部の天気はどうなるだろうか。中央気象台中長期干ばつ予報課のグエン・ドゥック・ホア副課長に話を聞いた。26日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
――今年の冬の天気は平年に比べてどうでしょうか。
近年の冬に比べると今年の冬は穏やかで、昨年のように寒波が31日間も居座り続けるというようなことにはならないだろう。北部と北中部では、冬の前半は気温が平年より少し高めだが、後半は逆に少し低めになる。他の地域は平年並みだろう。
――強い寒波が最初に北部に到来するのはいつ頃になるでしょうか。
紅河デルタ地方の各省で平均気温が15度を下回る日が2日以上続く強い寒波が訪れるのは、平年より遅く12月末頃になると予測している。その後来年の1月から2月にかけて、何度か寒波に見舞われるだろう。
――寒波の強さはどの程度でしょうか。
中央気象台では、1回の寒波が留まる日数は4~7日程度で、ハノイ市を含む紅河デルタ地方で最低気温が7~9度になるとみている。ただし、寒波が7日以上留まる可能性もある。また山岳地方では最低気温が0度以下になる場合もあるだろう。