ハノイ運送総公社は18日朝、市内中心部とバチャン村を結ぶ市バスの運行を開始した。バチャン村はバチャン焼きの産地として日本人に人気の観光地。
同路線の運行時間は、朝5時から夜8時まで、10‐15分間隔の運行となる。起点(終点)は西湖東岸のイエンフで、チャンニャットズアット通り(旧市街)を通過、紅河をチュンズオン橋で渡り、ロンビエン通り、スアンクアンを通過し終点(始点)のバチャン村に至る。運賃は1人3000ドン(約22円)、通学定期券1カ月分は2万5000ドン(約185円)、他線も使用する場合の定期券1カ月分は5万ドン(約370円)。
ハノイ市は現在、バス路線の拡大に努めている。今年11月末までの総乗客数は約2億7000万人(昨年比6%増)を達成、年間では3億人に達する見込みだ。