東シナ海上に発生した熱帯低気圧は勢力を増し16日正午、台風6号となった。台風6号は17日正午現在、速度を増し、北緯15.3度、東経113.7度のクアンナム省−ダナン市の沖南東約530kmの海上を時速25kmで北西に進んでいる。
中心付近の最大風速は75~102mと勢力を増しており、18日朝には中部地方ハティン省からクアンガイ省、同日午後には北部地方ハイフォン市からクアンビン省に影響を与えると見られている。また海上では北部ハイフォン市から南中部カインホア省までの広い範囲で高波・突風などに対する十分な警戒が必要。
中央気象台が発表した17日午後1時現在の天気図によると、18日午後から夜にかけて北中部地方ゲアン省からタインホア省付近に上陸する見込み。