- 将官などの人数上限を規定
- 士官の定年年齢、1~5歳引き上げ
- 改正人身売買防止法を賛成多数で可決
国会は28日、ベトナム人民軍士官法の一部を改正・補足する法律を賛成多数で可決した。同法は2024年12月1日に施行される。
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同法によると、◇大将、◇上将・海軍提督、◇中将・海軍副提督、◇少将・海軍少将の人数の上限を415人とする。このうち大将は、◇国防相、◇参謀総長、◇政治総局主任の3人に限定される。
士官の定年年齢は、現行法に比べて階級によって1~5歳引き上げられ、少尉・中尉・上尉・大尉の定年年齢は50歳、少佐は52歳、中佐は54歳、上佐は56歳、大佐は58歳、少将・中将・上将・大将は60歳と規定される。
ただし、本人の能力や経験、健康状態、また軍の需要を踏まえ、必要に応じて定年年齢を5年延長することが可能となる。
また、国会は同日、改正人身売買防止法を賛成多数で可決した。同法は8章63条から成り、2025年7月1日に施行される。同法には、◇人身売買の防止・摘発・処分、◇被害者の保護、◇人身売買の防止における国家管理と機関・組織・家族・個人の責任などに関する規定が盛り込まれている。