ホーチミン市美術博物館(97A Pho Duc Chinh, quan 1, TP. Ho Chi Minh)で9月21日から30日まで、「越日友好国際美術展」が開催される。開会式は同美術館で21日午前10時から行われる予定だ。
同展覧会はホーチミン市ベトナム日本友好協会が主催するもので、日越外交関係樹立50周年記念イベントの一環。ベトナム戦争時の枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」の弟で、友好協会役員のグエン・ドクさんが特別顧問として関わる「NPO法人美しい世界のため」が、日本側事務局として準備を進めてきた。
日本からは現代アーティスト3人が参加し、ベトナム人画家16人とともに作品を展示する。
参加する日本人アーティストは、海外での展覧会実績がある友井隆之氏、佐野祥久氏、大野知英氏の3人。今回、3人は「素材の声を聴く」というテーマで、人間の価値観によって不要となった「素材の声」に耳を傾けた作品を展示する。
なお、22日午前には、同市のアオザイ博物館でベトナムの子どもたち40人を対象としたアートワークショップも行われる。