ベトナムで出会い、共にベトナムを愛し、10年の月日を現地で過ごした夫婦の写真展「二人が愛したベトナム」が、2023年2月28日(火)から3月5日(日)にかけて愛媛県美術館(南館)県民ギャラリー7でも開催されることとなった。3月4日(土)・5日(日)の13時30分~14時30分には、講演会も行われる。
旅行会社勤務を経て日本語教師としてベトナムへ渡った須田卓哉さんと、小学生の時にベトナムとの運命的な出会いを果たし、大学卒業後にベトナムへ渡った須田弥生さん夫婦は、2010年にハノイ市で出会い、結婚。2020年には長男が誕生した。
しかし、弥生さんの体調不良により2021年12月に日本へ帰国。弥生さんは帰国後間もなく体調が悪化し、緊急搬送された病院でスキルス性胃がん末期のため余命3日を告げられ、今年1月に他界した。弥生さんが生きていた証である、彼女が撮りためたベトナムの写真を多くの人々に観てほしいとの思いから、今回の写真展の開催に至った。
講演会では、夫の卓哉さんが夫婦について、展示されている写真について、そして元旅行会社勤務の目線でガイドブックには載っていないベトナムの魅力について紹介する予定だ。
これに先立ち、同展は今年7月から12月にかけて愛媛、大阪、東京、千葉で開催された。2023年10月頃には弥生さんの母校である大分県の立命館アジア太平洋大学付近でも開催が予定されている。
写真展の問い合わせ先は以下。
◇メールアドレス:hanoi.suda@gmail.com
◇フェイスブック(Facebook):https://www.facebook.com/Tình-yêu-10-năm-二人が愛したベトナム-105060752243640
写真展開催の意図と経緯、また須田さん夫婦のプロフィールは以下。
ハノイで出会った写真家夫婦の写真展「二人が愛したベトナム」、日本で開催