ハノイ市でこのほど、「さくら親善大使2019」の選考が行われた。全体では100人近い応募があったが、この中から書類選考の末に残った50人が面接に進んだ。
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「さくら親善大使2019」の選考は、ハノイ市文化スポーツ局および在ベトナム日本国大使館、政府系総合商社AICグループ(AIC Group)が共催するもの。
これは、ハノイ市ホアンキエム区のリータイトー記念碑広場で3月29日(金)から31日(日)まで開催される「日本・ハノイ桜祭り2019」の一環として行われている。
同市人民委員会によると、親善大使の条件は、18歳以上のベトナム人女性で、未婚かつハノイ市在住であること、また日本や越日友好交流活動に興味があり、一定レベルの日本語を話すことができることなどとなっている。
選考では、日本や越日関係に対する理解、日本語のレベルに関するテストが行われた。その後、3分間のアオザイのパフォーマンスと自己PR、ベトナム語と日本語での面接が行われた。
50人の中から15人が選出され、最終選考に進むことになる。最終選考は3月22日から28日にかけて行われる。最終選考に残った15人には、それぞれ500万VND(約2万4000円)の賞金が贈られる。親善大使に輝いた1人には5000万VND(約24万円)、副大使の1人には2000万VND(約9万5000円)が贈られる。
大使と副大使は冠や着物などを受け取るほか、「日本・ハノイ桜祭り2019」に参加し、4月には日本を訪問する。
「さくら親善大使2019」は、29日20時からの「日本・ハノイ桜祭り2019」開幕式でお披露目される。なお、「日本・ハノイ桜祭り2019」では、桜の木と枝やベトナムおよびハノイ市の特徴的な花などを展示するほか、茶道や囲碁、将棋、けん玉などの日本文化を紹介する。