日本貿易振興機構(ジェトロ)は10月9日(火)、日メコン首脳会議が東京で開催されるのを機に、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイのメコン5か国の首脳を招いて「日・メコンビジネスフォーラム―躍動メコン アジア地域バリューチェーンのハブへ―」を開催する。
第1部では、5か国の首脳が各国の魅力と今後の地域全体の発展戦略について日本の投資家に講演する。ベトナムからはグエン・スアン・フック首相、カンボジアからはフン・セン首相、ラオスからはトンルン・シースリット首相、ミャンマーからはアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外務大臣、タイからはプラユット・ジャンオーチャーが登壇する。
第2部では、メコン地域におけるビジネス実務に焦点を当て、越境交通協定(CBTA)の進展による国境障壁削減の最新動向、さらには各国別の産業政策、投資環境の変化、日本企業・メコン地場企業との相互協力による産業振興の可能性、課題などについて、同地域に進出する日本企業が具体例を説明する。
また、メコン地域企業と日本企業との協働による新たな産業創出を促すため、ジェトロが支援する実証プロジェクト(企業間連携の先行事例)の紹介、訪日する新興企業のプレゼンテーションも行う。
開催場所は、都内ホテル。参加費無料。定員600人。同フォーラムの詳細および申し込み方法などは、ジェトロのウェブサイトを参照。申し込み締め切りは10月1日(月)。