ヤマハミュージックベトナムは、日本人アコースティック・ギタリストの田中彬博(あきひろ)氏を迎えて新商品アコースティックギターのデモツアーを開始した。「ベトナム女性の日」の10月20日(木)には、ホーチミン市タンフー区にあるイオンモール・タンフーセラドンのイベントスペース(30 Bo Bao Tan Thang St., Son Ky Ward, Tan Phu Dist., Ho Chi Minh)で「WomansDay MiniConcert」を開催する。イベントは、18時20分から19時までと19時30分から20時10分までの2回。入場無料。
(C) ヤマハミュージックベトナム, ダナンでの様子 |
(C) ヤマハミュージックベトナム, ハノイ公演の様子 |
田中氏は1986年生まれの30歳。「フィンガーピッキング」と呼ばれる指弾き奏法で、出身地の京都を拠点に国内外で活躍している。2010年には米国カンザス州ウィンフィールドで行われた世界規模のギターコンテストで日本人として初めて、また大会史上最年少でグランプリを獲得。卓越したテクニックと豊かな表現力で、本場米国でも認められている。
今回のデモツアーでは、普及価格帯のフォークギターFG800シリーズや、アコースティックギター本体だけで残響効果まで作り出せる世界的にも画期的なヤマハの特許技術「TransAcoustic Technology(トランスアコースティック・テクノロジー)」を搭載したLL-TAなどを使用する。初めてギターの生演奏を聴く人からギター好きの人まで、田中氏の演奏による見どころいっぱいのツアーとなっている。
これに先立ち、16日にハノイ市、17日に南中部沿岸地方ダナン市でもツアーが行われた。ハノイ公演では約150人の観客がギターの音色に酔いしれたほか、ダナン市での商品研修・ミニライブでは約50人の観客が集まり、田中氏と観客の即興共演が始まるなど熱い夜となった。