ホーチミン市1区の9月23日公園で、「ベトナムの国境、海と島の領有権の確保」をテーマとしたポスター展が7月11日から開催されている。同ポスター展は、同市文化スポーツ観光局と文化スポーツ観光省基礎文化局の共催によるもので、7月20日まで開かれる。
(C) kinhtesaigon |
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同ポスター展には、ベトナム国内の画家によって描かれたポスター60点と、阮朝(グエン朝)時代の古地図や行政文書など計11点が展示されている。展示ポスターは、国の領有権を守るよう国民の愛国心や団結を呼びかけるメッセージが込められている。
また、ベトナムや西側諸国の古地図は、ベトナムが中国との間で領有権を争っているホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)とチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)に対するベトナムの領有権を示すものとして展示されている。