映画プロデューサーのマーティン・グエン氏は、ベトナム映画「Yeu(英題:Love)」が、米ロサンゼルスで開催されるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどの性的マイノリティー)映画祭「アウトフェスト(Outfest)」で上映されたことを明らかにした。
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「Yeu」はベトナムのヒップホップの第一人者ベト・マックスが監督し、チー・プーとジル・レーの2人の女性歌手が主役を演じたLGBT映画。ガールズバンドのボーカルのニー(チー・プー)と幼い頃からの親友トゥー(ジル・レー)が、友情以上の説明のつかない感情を持つようになる過程と周囲の反応を描いている。
アウトフェストの公式サイトによると、同映画は13日午後9時半(ロサンゼルス時間)から上映された。チー・プーとジル・レーの2人は上映会に参加はできなかったが、「ベトナム映画を外国人に理解してもらう素晴らしい機会になる」とコメントした。
この映画は、2016年3月に米サンフランシスコで開催されたサンフランシスコ国際アジアン・アメリカン映画祭(CAAMFest)でも上映された。ベトナム国内では2015年に公開され、映画と主役の2人が賞を受賞している。