TBS系列で2006年に放送された人気ドラマ「タイヨウのうた」のベトナム版に、女優でピアニストの松下奈緒が当時と同じ役で出演することが明らかになった。松下にとって今回が海外ドラマ初出演となる。
「タイヨウのうた」は、太陽の光に当たることのできない色素性乾皮症(XP)の雨音薫が、ストリートミュージシャンから歌手を目指す姿を描いた感動作。松下は、沢尻エリカ演じる薫が憧れる人気歌手の橘麻美役で出演し、ベトナム版では9年後の同じ役を演じる。
ベトナム版は、日本版の9年後のベトナムが舞台。歌手を夢見る余命わずかなXPのベトナム人少女フオンを主人公に描く。松下演じる麻美は、フオンを自身のライブのゲストとして日本に招待し、観客の前で歌う夢をサポートするキーマンとなる。
ベトナム版「タイヨウのうた」は、東京放送ホールディングス(TBS、東京都港区)とベトナム国営テレビ(VTV)が共同制作する連続ドラマ。10月にVTVで放送をスタートする。