海外で漫画文化の普及活動に貢献する漫画作家を顕彰するために日本の外務省が2007年に創設した「国際漫画賞」の第2回応募作品の中で、ベトナム人の漫画作家2人の作品が第1次選考を通過したことが分かった。
第1次選考を通過したのは、キムドン出版社の画家チュオン・クアン・トアンさん(51歳)とファンティ社の漫画家グエン・タイン・ニャンさん(18歳)の作品。ニャンさんは14歳のころから漫画を描き始め、今回は想像上の動物「キリン」をモチーフにした作品で参加した。
この2作品は他の入賞作品とともに、7月末に行われる審査委員会にかけられる。最優秀作品には「国際漫画賞大賞」、その他優秀3作品には「国際漫画賞奨励賞」が授与される。