ベトナム人女性歌手のホン・ハインさんのもとに、日本から思いがけないプレゼントが届けられた。それは一見普通の手紙だったが特別な切手が貼られていた。切手の図柄がハインさん自身の顔写真だったのだ。
この手紙の送り主は、仕事の関係で頻繁にベトナムを訪れている千葉県に住む日本人男性。ある時、ハインさんが日本語でもよく知られている音楽家チン・コン・ソンの曲「美しい昔」を歌うのを聴いて、彼女のファンになった。その後、男性とハインさんは直接知り合いになる機会があり、今回切手に用いられた写真も男性の同席のもとカメラマンが撮影したものだった。
これは日本の郵便局のオリジナル切手作成サービスを利用したものだが、ハインさんは自分の写真が切手になるとは思いもよらないことだと、とても喜んでいる。