- ドンナイ省のAKビナ工場の新設・増設完了
- 新設したUPR工場の年産能力3.7万t
- 増設した界面活性剤工場の年産能力4万t

韓国の愛敬(エギョン)ホールディングス(AK Holdings)の持ち株会社で、化学事業を手掛ける愛敬ケミカル(Aekyung Chemical)はこのほど、東南部地方ドンナイ省にあるベトナム法人AKビナ(AK VINA)の工場の新設・増設作業を完了した。
![]() (C) 愛敬ケミカル |
新設したのは不飽和ポリエステル樹脂(UPR)工場、増設したのは界面活性剤工場だ。UPR工場の年産能力は3万7000t。界面活性剤工場の年産能力は、既存の1万6000tから4万tへ増加する。
工場の新設・増設により同社は、経済成長が著しいベトナムおよび東南アジア市場に対する供給量を増やしていく計画だ。東南アジアで製品を直接供給することで物流コストを引き下げ、顧客の要求に合わせた製品供給も行う。
愛敬ケミカルのピョ・ギョンウォン代表は「新工場は世界的に見ても高い生産性と安全性、環境保護水準を確保しており、これにより顧客により良い製品とサービスを提供していくことができる」と述べた。