- テトの需要に対応、4機ウェットリース
- 24年末にA321neo ACFを2機追加受領
- 保有機材数115機、計170余りの路線を運航
格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はこのほど、テト(旧正月)の往来需要に応えるべく、航空機4機をウェットリース(航空機、客室乗務員、メンテナンス、保険のリース)した。
(C) Vietjet Air |
これらの機材は8日夜にベトナムに着陸し、間もなくベトナム国内線と国際線に投入された。
また、同社は2024年末に、エアバスA321neo型機のエアバス・キャビン・フレックス(ACF)仕様(A321neo ACF)2機を追加受領した。これにより、同社は2024年に新型航空機10機を追加受領する計画を完了し、同社の保有機材数は115機となった。同社は現在、ベトナム国内線と国際線の計170余りの路線を運航している。
A321neo型機のACF仕様は、燃費が良く、環境に優しい設計となっており、燃料消費量を最大20%削減できるほか、環境への二酸化炭素排出量を最大50%低減し、騒音も最大75%カットできる。
ベトジェットエアは2019年、A321neo型機のACF仕様を投入した世界初の航空会社となった。