ベトテル、5GオープンRAN基地局を商業運用

2024/11/15 06:33 JST配信
  • ベトテルハイテク産業総公社が製造
  • クアルコムと共同で研究開発
  • 25年年初からベトナムの広範囲で導入

 国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は13日、第5世代移動通信システム(5G)の無線アクセスネットワーク(RAN)「5GオープンRAN(5G Open RAN)」基地局の商業運用を発表した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 5GオープンRAN基地局は、ベトテル傘下のベトテルハイテク産業総公社(Viettel High Technology Industries=VHT)と米クアルコム(Qualcomm)が共同で研究開発し、VHTが製造する。

 5GオープンRAN基地局は、2025年年初からベトナムの広範囲で導入されるだけでなく、同年から海外の顧客にも納入される予定だ。

 5GオープンRAN基地局研究開発プロジェクトには、双方の技術者500人が参画している。VHTの技術者がシステム設計とソフトウェア・ハードウェア開発を担当し、クアルコムが5Gチップセット開発を担当した。

 オープンRANはオープンインターフェース仕様に基づいて構築する、機能を分離したRAN。オープンRAN基地局の導入により、VHTはコアネットワークからRANに至るまで5Gソリューションの完全なポートフォリオを確保し、プライベートネットワーク、パブリックネットワークを導入したい顧客に完全なソリューションを提供することが可能となる。

[Tuoi Tre 16:30 13/11/2024, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 他社に先駆けて、10月15日に第5世代移動通信システム(5G)サービスの提供を正式スタートした国防省傘下...
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は15日、第5世代移動通信シ...
 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテルハイテク産業総公社(Viettel High Tec...
 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下のベトテルハイテク産業総公社(Viettel High Tec...
 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)と米クアルコム社(Qualcomm)はハノイ市で12日、最先...

新着ニュース一覧

 12日から14日までの日程でペルーを公式訪問したルオン・クオン国家主席は現地時間13日午後、ディナ・エ...
 国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は13日、第5世代移動通信システム(5G)の無...
 スイスに本部を置くグローバル教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF Education First)...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市在住のタック・グエン・フオック・ゾアインさん(50歳)は、長年...
 ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)製の電気自動車(E
 地場ビーグループ(Be Group)はこのほど、同社の展開する総合アプリ「be」を介した家事代行サービス「be...
 南中部沿岸地方クアンガイ省人民裁判所は12日、43年前に共犯者とともに6人を殺害した後、指名手配され...
 ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(富山県富山市)は13日、ベトナム日本人材開発インスティチュ...
 国会は13日、2025年の国家予算案に関する決議を賛成多数で採択した。2025年の国家予算の主な指標は以下...
 ベトナム共産党政治局の決定により、北部紅河デルタ地方ナムディン省共産党委員会のファム・ザー・トゥ...
 ベトナムを代表する情報技術(IT)最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation
 東京都文京区の東京ドームシティホールで12日、「ミス・インターナショナル2024」の世界大会が開催され...
 韓国の製薬会社である緑十字ホールディングス(GC Holdings=GC)はこのほど、韓国のデジタルヘルスケア...
 国会は12日、2025年の経済社会発展計画に関する決議を採択した。  計画では、2025年の国内総生産(G...
 グエン・バン・タン交通運輸相は国会で13日、首相の委任のもとで政府を代表し、南北高速鉄道開発計画案...
トップページに戻る