- ドバイ発の高級バッグブランドが越進出
- 生産拠点は中国、設立5年で100か国進出
- ビンコムやフエのイオンモールなどに出店
中国の高級バッグブランド「クリスベッラ(Chrisbella)」が10日、ハノイ市を含むベトナム北部を中心に10店舗をオープンした。同ブランドは現在、世界100か国余りで店舗を展開している。
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クリスベッラは、中国のファッションメーカーであるAOPIYOがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで2019年に設立したブランド。ドバイと中国に研究開発センターを持ち、中国を生産・供給拠点としている。設立から5年で急速な成長を遂げており、中東やヨーロッパ、アジア太平洋、南米、北米などの100か国に進出。
ドバイ発の上流階級向け高級ブランドとして各国で人気を獲得しており、さらなる市場開拓のためベトナムに進出した。今回の10店舗一斉オープンは、同ブランドの世界展開における戦略ビジョンを反映したもの。ベトナムは若年層が多く、国際ブランドへの関心も強いため、高級ブランドにとって潜在的市場と見なされている。
なお、クリスベッラは今回、◇ハノイ市に2店舗、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省に1店舗、◇同ゲアン省に1店舗、◇北部紅河デルタ地方ニンビン省に1店舗、◇同ハイフォン市に1店舗、◇東北部地方バクザン省に1店舗、◇同クアンニン省に1店舗、◇同タイグエン省に1店舗、◇西北部地方ラオカイ省に1店舗をオープンした。
このうち、ハノイ市の2店舗はビンコムセンターに、トゥアティエン・フエ省の1店舗はイオンモールにそれぞれ入居している。