- 24年7~9月のBCI、52.0ポイント
- 前年同期比+6.9p、前期比+0.7p上昇
- 企業の69%が事業の見通しを楽観視
在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2024年第3四半期(7~9月)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは52.0ポイントとなり、前年同期比で+6.9ポイント、前期比では+0.7ポイント上昇した。
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9月に台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)が発生し、北中部地方タインホア省以北の地域で甚大な被害をもたらしたにもかかわらず、調査に参加した企業の47%は、ベトナムのマクロ経済が第4四半期(10~12月)に改善するとの予想を示した。
今後5年のベトナム事業の見通しについては、企業の69%が楽観視している。このうち、「やや楽観視」が50%、「非常に楽観視」が19%となっている。
一方、「悲観視している」と回答した企業の割合は12%程度に留まり、このうち「やや悲観視」が11%、「非常に悲観視」がわずか1%だった。