- 「オッパラーメン」シリーズ4種を発売
- ベトナム人の好みに合わせて企画・製造
- ベトナム市場では新しい風味も導入
![](https://www.viet-jo.com/image/provinces-vn/BAC-NINH-265.jpg)
韓国食品大手のオットギ(Ottogi)が6月末にベトナムで、「オッパラーメン」シリーズ4種を発売したことが明らかになった。
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「オッパラーメン」は、北部紅河デルタ地方バクニン省にある同社工場で生産している。同社がベトナム人の好みに合わせ、企画から製造まで手掛けている商品だ。
女性が、兄や親しい年上の男性などを呼ぶ際に使う「オッパ」はベトナムでも親しみのある韓国語であることから、今回、商品名として採用した。4種類の味のうち2種は、韓国でもベトナムでも好まれるビーフ味とエビ味。一方「エシャロット入りシーフード炒め麺」「ブタカルビジャージャー麺」のように、ベトナム市場では新しい風味も導入した。
内容量はベトナムで市販されている一般的なインスタントラーメンと同様の65gで、価格は8000VND(約51円)だ。
全体の売上高のうち韓国市場が9割以上を占めていることから、オットギはかねてより海外でのシェアの低さが弱点として指摘されていた。ベトナムは工場と販売法人の双方がある唯一の国で、同社にとって重要な海外拠点となる。内容量や味、価格まで現地化した「オッパラーメン」も、韓国他社との差別化を図り市場を拡大するための重要な商品となっている。