情報通信省傘下の通信郵便技術学院(PTIT)とゲーム制作を手掛けるファルコンテクノロジー(Falcon Technology)は2日、ゲーム産業の人材育成に関する提携覚書を締結した。

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　ファルコンは、PTITで学生がゲーム産業関連の科目を学ぶ場となるラボの建設と管理運営を支援するほか、PTITが主催する会議やセミナーなどに優先的に参加する。また、ファルコンはPTITと協力して毎年、学生向けに会社訪問やセミナー、研修、インターンシップなどのプログラムを実施するほか、学業成績が優秀な学生を優先的に採用する。

　ファルコンのグエン・フオン・リン副社長は「ラボの建設への支援とインターンシッププログラムの実施、雇用機会の創出に全力を尽くすことを約束する。双方の緊密な協力を通じて、学生が実践的な知識とスキルを身に着け、ゲーム業界への熱い思いを育むことができると確信している」と話した。

　ファルコンテクノロジーは2017年の設立。従業員150人余りでゲームを制作しており、質の高いモバイルゲームを世界市場にリリースしていることで知られている。モバイルゲームの収益などを測定するサービスを提供しているセンサータワー(Sensor Tower)によると、ファルコンは近年、国内で最も高いアプリ収益を上げたゲーム制作会社で、「Bob’s World」というゲームは1億回のダウンロードを達成している。