ベトナム電力グループ(EVN)はこのほど、南中部沿岸地方クアンナム省ナムザン郡ターブヒン村(xa Ta Bhing, huyen Nam Giang)で、同郡のタインミー町(thi tran Thanh My)にある500kV変電所からラオスのモンスーン(Monsoon)陸上風力発電所までを結ぶ500kV送電線建設案件の着工式を開催した。
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この送電線は全長44.7km超、投資総額は約1兆1000億VND(約67億円)で、EVNの自己資金やベトナム農業農村開発銀行[AGRIBANK](アグリバンク=Agribank)からの融資金で賄う。
同案件が完成すれば、最大約2500MWの送電が可能となり、ラオスからの電力輸入によりベトナムの電力供給能力が向上すると期待されている。年間輸入量は約17億kWhとなる見込み。