南中部沿岸地方カインホア省ニンホア町の第1バンフォン火力発電所はこのほど、第1タービンの稼働を開始した。5日時点で稼働率は100%に達している。
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引き続き第2タービンの稼働に向けた準備が進められており、8月に第2タービンもフル稼働する見込み。商業運転開始は第1タービンが8月、第2タービンが12月となる予定。
2019年10月に着工した同発電所は、住友商事株式会社(東京都千代田区)が出資している。総出力1320MW(660MWのタービン2基)で、投資総額は25億8000万USD(約3600億円)。年間発電量は90億kWhとなる見込み。