世界銀行(WB)は先般発表した最新レポートの中で、ベトナムの2021年の国内総生産(GDP)成長率が前年の+2.9%から+6.6%へと大幅に改善すると予想している。
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一方、東アジア・太平洋諸国は、経済回復までに数年かかると予想されている。ただし、中国を除く東アジア・太平洋諸国の2021年平均成長率は前年の▲3.7%から+4.4%に回復する見込みだ。
WBによると、米国が1兆9000億USD(約210兆円)規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を可決したことが、東アジア・太平洋地域の経済成長を後押しする材料となる。中でも輸出拡大を目指すベトナムやカンボジア、マレーシア、タイが最も大きな恩恵を受ける見通し。