シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ(Grab)が同業ウーバー(Uber)の東南アジア事業を買収したことを受けて、財政省の責任者は、グラブがウーバーの未納税金の支払い義務を負うものとしている。
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ホーチミン市税務局によると、ウーバーは税金追徴、罰金、延滞税合わせて533億VND(約2億5000万円)について今なお滞納しているという。
商工省の責任者によると、同省はウーバーの買収についてグラブから報告を受けておらず、グラブに対して3日までに報告書を提出するよう求めている。
なお、現行規定では、2社合併後の市場シェアが50%以上となる場合の買収を認めていない。