農業農村開発省農林水産物品質管理局は14日に開いた会議で、◇アメリカ食品医薬品局(FDA)、◇欧州委員会健康消費者保護総局(DG SANCO)、◇ロシア連邦動植物衛生監視局(VPSS)の専門家グループが水産物の衛生品質管理を調査するため、ベトナムを訪問すると明らかにした。15日付カフェエフが報じた。
米国、ヨーロッパ、ロシア向けの水産物輸出が伸び悩んでいる中の突然の調査とあって、会議に出席した国内水産物業者の代表者らは緊張の色をのぞかせた。
農林水産物品質管理局によると、今回の調査では、製品の成分検査だけでなく、養殖・加工・梱包に至る工程や、製品の保存・運送、工場の廃水処理、労働環境など様々な調査が実施されるという。